たくさんのご来場、誠に有難うございました!
各地から大勢の人々と、様々な布たちが揃い、
会場は和やかな笑顔と熱気にあふれていました。
自然素材をとりまく環境は、更に厳しさを増し、
布の行方も、決して予断を許しませんが、
もし、この状況を切開く鍵があるとすれば、
布に関わる人たちの強い絆なのではないかと思います。
そんな思いから、2005年に始まった素材展ですが、
確実にこの輪は、広がっていると感じた今回の素材展でした。
最終日、新道先生が、お持ちになった布を、
会場に集まった人たちの間に次々と広げ、
それぞれの布に対する想いを語られました。
布談義は、次第に熱を帯び、布を通して
会場に伝わって行きます。
布には、人と人をつなぐ力があること、
状況を切開く可能性をも持つことを感じました。
3回目の今回も、ほんとうにたくさんの方々にお世話になりました。
何よりも、遠くから駆けつけて来て下さったお客様、
快くレクチャー&ワークショップを、引受けて下さった先生方、
てきぱきと、裏方を支えてくれたボランティアスタッフの人たち、
そして、細部に至るまで、配慮して下さった会場の方、
更に、広報に力を貸して下さった、新聞、雑誌関係の方、
DMを置いて下さった、ギャラリー、ショップ、美術館の方などなど、
協力を惜しまない人たちの善意に支えられての3日間でした。
出展者一同、心よりお礼申上げます。
次回、また、必ず良い布を手に
お目にかかる事を約して、ご挨拶といたします。
ほんとうに有難うございました。
007 根津昭一/明石縮(絹)・十日町
019 影山工房 影山秀雄/絹織物(双紬)
027 中島洋一/絹の古典織物
033 二家本亜弥子/奄美大島の染織
053 蕪の森スタジオ 真木香/自然素材の交織布
075 青土 橋本隆/中国の麻
096 大井川葛布 村井龍彦/葛布
128 SHOKU international 牧喜代子/ラオスの木綿
130 伎倍幡本舗 寺田智彦/和棉
235 musuburi 長谷真由美/自然素材の広巾生地
142 藍織成 岡田藍/neo松坂縞・伊勢二見
159 小口慶子と宮坂製糸所/絹の周辺
175 しな織創芸石田 石田誠/しな布
199 ネオ昭和 村山好明/からむし・十日町
213 ギャラリーからむし街道 大橋美恵子
/山繭、植物繊維の織・十日町
353 ワークショップ&レクチャー